飛翔体は高度約35キロで、飛行距離は約240キロ。
軍合同参謀本部によると、北朝鮮が2020年3月2日、東部の元山付近から日本海に向けて、飛翔(ひしょう)体2発を発射した。
合同参謀本部関係者は短距離弾道ミサイルと推定し、北朝鮮が短距離ミサイルを発射するのは昨年11月末以来となる。今年に入ってからは初めてで、最近控えてきた軍事的な挑発を本格的に再開した可能性がある。
日本政府は北朝鮮の飛翔体発射について「わが国の領域や排他的経済水域(EEZ)への弾道ミサイルの飛来は確認されていない」と発表した。