NGO「モドゥモイジャ(KOA)」会員の皆様、明けましておめでとうございます‼︎
去年は国際社会にとってもモドゥモイジャにとっても激動の一年でした。
去年の2月から北朝鮮のキム ジョンウンは韓国に急接近してムン ジェイン大統領と一緒にあたかも北朝鮮と韓国が簡単に統一出来るかのような怪しげな雰囲気を醸し出しています。
3度にわたる首脳会談を行い、非武装地帯の地雷を一部撤去したり、南北の鉄道をつなぐための工事を立ち上げたり国民の目を誤魔化すために色々な事をしています。
しかし自由民主主義と独裁奴隷制国家の統一なんてありえません。
国際関係と朝鮮半島情勢は混沌とした状況が続いていますが我々モドゥモイジャは大きく前進した一年になりました。
2015年の人権申立書提出の後、日本、韓国、アメリカで申立書提出の意義について知っていただくための活動を繰り広げる一方で, 新しく国連北朝鮮人権状況特別報告者に就任したThomas Ojea Quintana との話し合いを実現するためオランダのDen Haagにある国際刑事裁判所へキム ジョンウンを提訴する為の書類作りを進めていました。
そして2018年2月20日、須田弁護士(国際弁護士)と私が国際刑事裁判所へ北朝鮮のキムジョンウンと朝鮮総連のホ ジョンマンを提訴して受理されました。
そのあと8月21日には5人の脱北者が東京地裁にキムジョンウンを提訴しました。
この裁判は早ければ5月頃には判決が出るかもしれません。
今年は帰国事業開始60年になる年です。KOAは結成5周年になります。
今年は1月から12月に向かっていろいろな行事を展開しながら不当に日本から北朝鮮へ送り込まれた人々の人権を回復し、彼らを日本だけでもいいから往来の自由を認めさせるために全力を尽くします。
又今まで通り拉致被害者全員奪還事業にも協力していきます。
12月には一年間の活動の集大成として新潟での一大イベントを計画しています。
皆さん活動は継続されます。
今年こそは今までのモドゥモイジャの活動結果が顕著に表れると思います。
朝鮮半島にルーツを持つ人は当事者として、又そうでない人達は自分の手で世界の平和を手繰り寄せる気持ちで今年年頭から手に手をとって自信を持ってまい進しましょう。
モドゥモイジャ代表 川崎 栄子