午前3時まで花束を作って、お風呂に入って4時にやっとベットイン。
7時に起きて晴れ着を着て、大きなスーツケースとリュックに資料、花束とかばんまで持って、旅館の人にタクシーまで手伝ってもらって8時に出発した。
ソウルグローバルセンターのロビーで国連ソウル事務所の彼末さんを待って、ソウル事務所のオフイスで色々なお話をした。
私がマルズキダルスマンさんにあげようと思って花を買ったと言ったら、彼末さんは「それは良かったですね」と褒めてくれた。
会場の受付けに韓国人権大使がいらっしゃってお嬢さんを紹介してくださったのだが幸いなことにそのお嬢さんたちが受付だったので来場者に配る資料はお嬢さんたちに丸投げして会議に専念することができた。イ ヨンフアン人権大使のお嬢さんだけあってなかなか美しい好感の持てるお嬢さんだった。
時間通り9時から会議が始まるというのでマイケル カービー、マルズキ ダルスマンさんを初めとする国連北朝鮮人権関連の各国の活動家たちが続々入場してきた。
会の司会をイン ジェイン弁護士が担当するようだったので「会が始まった後、適当な時にダルスマンさんに花束を贈呈できるようにして欲しい」と言ったら、なんと彼女は「ダメダメ、私は決まったことだけしかできないから」と強く否定した。
「アホか」と思って仕方なく先に花束をあげたら、ご本人目を丸くしてびっくりもし、喜んでもくださった。
過去6年間国連で北朝鮮人権問題を一番熱心にやってきてくださった方に花束を上げることができて嬉しかった。そのあと会議が始まった後、ダルスマンさんが7月までで退任されるということが発表されてみんなで拍手を送ったがこんなタイミングで花束の贈呈をしていたらもっと効果的だったろうに頭の悪いのは致し方なし。しかし、その程度で引き下がる私ではない。
小休止のときに花束を持ったダルスマンさんとバッチリ写真に収まりましたって。
シンポジウムは
Ⅰ、国連ソウル事務所一周年記念シンポジュームと
Ⅱ、賢人グループ創立行事
の2部構成で執り行われた。
開会宣言と祝辞は今日の主催者側代表であるイ ジョンフン氏(韓国人権大使、ヨンセ大教授)がされ、基調演説はソン サンヒョン(前国際刑事裁判所所長、ソウル大学校法科大学教授)がされた。
シンポジュームのパネル1はマルズキ ダルスマン氏(国連北朝鮮人権特別報告官)主導のもと『誰が何の責任を取るべきか』というテーマでジェ ソンホ(中央大法学専門大学院教授、統一準備委員会民間委員、民主平和統一諮問会人権法制委員長)、ジョ チュンヒ(前ピョンナム道人民委員会責任部員、現北方研究会事務局長)、チェ ソギョン(ソウル大学校客員教授、駐ジュネーブ代表部大使)、コ ヨンフアン(国家安保戦略研究院副院長、前北朝鮮外交官)、ヨアンナ ホシャナク(北朝鮮市民連合副局長、前ヘルシンキ人権財団北朝鮮課チーム長)、ハン ドンホ(統一研究院北朝鮮人権研究センター長、ヨンセ大国際処外来講士、民主平和統一諮問会常任委員)の各パネリストの方々の発言があった。
質疑応答の時間になって複数の人達の質問と一緒に私は帰国事業と「人権申立書」について話し、国連はこの問題をどう進めていくつもりなのかを質問した。各パネリストの方々が自分に応じた回答をされたが私の質問について具体的な回答は得られなかった。結局この問題に対する認識の低さを表しているのだろう。
コーヒーブレイクの後、今度はビデイット ワンターブホム(前北朝鮮人権特別報告官、タイ国チュラロンコン大学法学教授)主導でシーニャ ポールセン(国連北朝鮮人権ソウル事務所長)、チェ ソギョン(ソウル大学校客員教授、