6月15日は2000年6月15日、韓国のキム テジュン大統領と北朝鮮のキム ジョンイルによって南北共同宣言が発表された日だ。
この日にちなんで朝鮮総連では大々的な記念行事を準備しているとの情報だ。これに対して私達も黙っているわけにはいかない。
午後1時から「朝鮮総連をさら地にする会(代表佐藤さん)」の方々、「拉致と真実」の萩原先生たちと一緒にJR飯田橋西口でビラ配りをした後、2時から朝鮮総連前で抗議集会を開催した。
まず朝鮮総連をさら地にする会の人たちが3〜4人話し、次に私、最後に萩原先生が話をした。
私はまず、朝鮮総連は「6月15日南北共同宣言」を記念して大々的な祝賀行事を行っているそうだが、北朝鮮は国際社会に向かって原水爆を振りかざし、長距離弾道ミサイルで威嚇を繰り返して平和とは程遠い行為を繰り返している現状で南北共同宣言を祝賀するなんてことはありえないと言った。また、朝鮮大学を始めとする朝鮮総連傘下の教育機関は正しい意味での民族教育ではないから一切の教育援助金は廃止されるべきだし、東京都は直ちに朝鮮大学の認可を取り消すべきだと主張した。
朝鮮大学卒業生たちは朝鮮総連の幹部として活動しているばかりでなく、拉致問題や情報収集など日本社会に甚大な被害を及ぼしているということを強調してその教育施設にどうしても教育援助金を出すというなら先ず各学校に対する具体的な調査団が入ってそこでどんな教育がなされているかということを白日のもとに公開しなければならないと主張した。
また朝鮮総連が日本社会に存在することを望むなら朝鮮総連が北朝鮮から離れて真の意味での民族組織に変わらなけれならないと話した。私は朝鮮総連を潰せというのではない、生き残りたかったら日本社会で存続できるように変わりなさい。朝鮮総連が先に変わって北朝鮮が変わるために先頭に立ちなさい。どうしても方向転換をしないで北朝鮮の手先をやめないというなら朝鮮総連をぶっ潰す。
というようなことを話し、それぞれに団体が準備した書類を朝鮮総連の扉の下から中へ差し入れた。
本当に情けない限りだ。朝鮮総連は門を固く閉じて誰一人顔をのぞかせるものもいない。どうしてそんなに後ろめたいことをやめられないのだろう。
佐藤さんたちは毎月15日に抗議集会をしていらっしゃるそうだから私達もそうしようかと相談してみようと思う。