|
新着ニュース
KOA » 掲示板 » 新着ニュース
見損なったクムガンサン歌劇団公演
名前 : 管理者 日付 : 16-06-14 15:39 HIT : 12078
5月にお知り合いの方からクムガンサン歌劇団のチケットをいただいた。
去年もチケットをくださって脱北者たちと一緒に見せていただいた。脱北者たちはクラシックコンサートとかいう本格的なものは接したことがないからあまり喜ばないのだが北朝鮮風の歌と踊りはとても喜んでくれたし、また終わった後、韓国料理をもてなして下さってとても楽しい思い出を作ってくださったので心から感謝していた。
今年はチケットの枚数が少なくて私と脱北者1名、それにいつもご苦労をかけている事務局の方をお誘いした。私が電車に乗るために家を出たところで脱北者から電話がかかってきて「先生、これから劇場へ向かいます」といってきたので「私も出発しました」と返事をした。ところが乗り換え駅で電車を待っていたらその脱北者から再度電話があって「先生、電車を乗り間違ってとんでもないところへ来てしまったので行けません」という。どこにいるかと問いただしたら池袋だというから「そこからは17分で来られるから安心しtrきなさい」というとすみませんがどうしても来れないという。
強引な様子からピンとくるものがあったので「どうしても着たくなければ来なくてもいいです」と電話を切って会場へ向かった。
チケットをくださった方が少し遅れるというので一人で入場したら座席が指定番号だったので案内にこれはどこに座ればいいか聞いてくると言って私が出したチケットの半券を持って行って、かえっていうことには「すみませんが入場口の係まで来ていただきたい」という。ついていったら屈強な男達が来て「入場料はお返しするのでおかえりください」という。「ハハン、こう来ましたか」とピンときた。ここは北トピア、私の顔を覚えているのだ。そうこうしているうちにチケットをくださった方が来てその方まで入れないことになってしまった。
それ以上騒ぎ立ててもせっかく楽しい気分で来ていらしゃる一般の方々に不愉快な思いをさせることになるし、何よりチケットをくださった方に迷惑をかけそうだったから会場を後にして返してもらったチケット代でお食事をした。
結局、入って観ることが出来たのはうちの事務局の方一人だけだった。
終わった後、私たちと合流した彼は「一切、北朝鮮色のないとても素晴らしい公演でした」と喜んでいた。
情けない。朝鮮総連は一体何をそこまで恐れているのだろう。
この頃は色々な妨害が迫っていることをひしひしと感じる。脱北者が来なかったのもその一環なのだ。
彼らはどうしてこの日本という自由世界に住みながら北朝鮮という魔物の呪縛から逃れられないのだろう?
私は朝鮮総連をぶっつぶせなどと思っていない。「朝鮮総連、生き残りたかったら息のk理をかけてあなた方が変わりなさい」いうのだ。北朝鮮が正しいか正しくないかは彼ら自身がよく知っているはずなのに何をそんなに恐れて未だに「偉大なる将軍様に忠誠を誓います」なんていって国際社会からも孤立されてしまっているのだろう。
もちろん、今まで自分が歩んだ道を否定して方向を変えるということがよほどの勇気がなくてはならないことだということはよくわかる。しかし個々人に与えられた人生は一度きりなのだ。
たった一度の人生を間違っていると知りながらズルズル送るというのはあまりにも惨めなことではないだろうか?
私は今度のことも怒りを感ずるよりも飛び抜けて大きな図体をした委員長という男が取った行為にレンピンの情をぬぐいきれない。
総連よ、目を覚ませ!!
|
|
|
|