国連人権理事会は7月8日、キンタナ氏を新しい北朝鮮人権報告者に任命した。
任期は8月1日から1年間で、最長6年間で延長できる。
キンタナ氏はアルゼンチンでの1976年から1983年にかけて軍事政権が行った人権被害の真相究明などに携わったとする。
また2014年まで6年間、ミャンマー人権特別報告者を務めた実績がある。
前任者のインドネシアの検事総長出身のマルズキ・ダルスマン氏は、国連の「北朝鮮における人権に関する国連調査委員会(COI)」の設立と2014年2月のCOI最終報告書公表を主導した。
北朝鮮における凄惨な人権被害の実態を世界に知らせた上で、金正恩ら国家指導部に対し「人道に対する罪」を問う法的プロセスの端緒を開いた。本当にお疲れ様でした。
北朝鮮人権改善により成果が得られることを願う。