ダルスマン氏の後をついでキンタナ氏が新しい北朝鮮人権特別報告官に任官されていたがこの度、韓国訪問の後、訪日された。
2016年8月から活動を開始されていたキンタナ氏と各関連団体代表達の間で昨日、午後二時から国連大学でミーティングが有った。
それぞれ各団体の代表がその間の活動状況を報告したり、これからの活動について話し、キンタナ氏はそれぞれ聞き取ったこと基づいて質問したり、出された質問に回答したり活気ある雰囲気で進行した。
私は私の過去とNGOモドゥモイジャについて簡単に説明した後「人権救済申立書」について話をし、今後は拉致被害者家族の方々と協力して北朝鮮による日本関連人権侵害を単独でハーグ国際刑事裁判所に提訴出来ないか?全体の北朝鮮人権侵害問題で毎年国連総会で採択しているが安保理常任理事会の段階でロシアと中国の拒否権発動によって阻止され実現しないでいる。
じゃ毎年同じ事を繰り返すだけでいいのか?
新しい方法として日本が単独で提訴すればロシアや中国は拒否権を発動しないのではなかろうかという話をした。
それに対する明確な回答は得られなかったが明日、キンタナ氏との個別面談が組まれているのでその時、具体的な話をしたするつもりだ。
川崎 栄子