KOA - 北朝鮮帰国事業・拉致問題・北朝鮮人権改善NGO「モドゥモイジャ」
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2016,9,9北朝鮮の5回目核実験抗議声明文

  日付 : 16-09-28 11:54  HIT : 4677
声明文

2016年9月9日、北朝鮮は第5回目となる核実験を行った。

国際社会の猛反対にもかかわらず繰り返すこれ見よがしの核実験は、国際社会に対する挑戦であり、犯罪である。

なぜ彼らは無謀な挑戦を繰り返すのか?

それは軍事力を強化して核兵器を保有し、長距離ミサエルを完成してこそアメリカと対等な立場で渡り合えるという間違った考えからくるものだ。

じゃ本当に軍事力を強化すればアメリカと対等になれるのか?

それはとんでもない誤算というものだ。

その軍事力を強化するという名目のもとに人々は数十年来飢餓線以下の生活を強要されており、数百万ものが死者を出した。

国防のためにが死者を出す、こんな現象はあってはならないことなのだ。

民あってこそ、軍備も必要であり、軍事力も必要なのだ。

実際、北朝鮮の軍隊の現状はどうなっているのか?

飢餓の時代、一番先に集団餓死したのが軍人たちだった。私は今も栄養失調で首もシャンと保てなくてガリガリに痩せた体を壁に凭れさせて日向ぼっこをしていた北朝鮮の軍人たちの悲惨な姿が、目の前に鮮明に展開される。

まず、北朝鮮は国民を上から守り、軍人たちに健康を維持できるだけの食料を支給してが死者を出さないことが先決問題であろう。

キム イルソンは抗日をし、朝鮮民主主義人民共和国を建国したことによって国民の絶対的な支持を得ていた。

またキム ジョンイルは後継者に正式に公表されてから首相の座に着くまでに30年という時間があったから、徐々に国民に認識される期間があった。

しかしキム ジョンウンに至っては北朝鮮のために何をしたというのだ?人々はキム ジョンウンがキム ジョンイルの息子であったことすら知らなかった。

キム ジョンイルが死の直前に急に長男、次男を差し置いて後継者だと決められ、北朝鮮の人々と国際社会の面前に押し出された。これには北朝鮮の人々ばかりでなく本人自身も面食らったはずである。

つまり彼が首相の座に着いたのは祖父であるキム イルソンに容貌が少し似ていたからに他ならないのだ。

この弱点を本人を始め首脳部はよく知っている。その弱点を覆い隠し、「俺はそんな何の根拠もない人間ではないのだと虚勢をはるために無謀な核実験とミサイル発射は続けられている。

国際社会はいつまでもキム ジョンウン一味の暴走を許しておかない。

今でもこの地球村に生き残りたいと思うならば、方向を変えるべきである。

国の予算を人民生活の安定のために使い、まずは台風10号による災害に遭った人たちの救済に全力を傾けること。

人々の生活が安定し、餓死の危機から免れてこそ、信頼を勝ち取り安定した地位を保つことができるのだ。

北朝鮮が核とミサイルで世界に殴り込みをかけたからといって世界がどうなるものではない。   

北朝鮮が今一歩踏み出せば国際社会は一瞬にして北朝鮮を抹殺してしまう処置を取らざるをえないことになってしますであろう。

今この時になって朝鮮総連は今まで北朝鮮が核とミサイルで暴走するのを許していたことを反省し、北朝鮮がこれ以上軍事の強化に狂奔するのを防ぎ、人々の生活を安定させ、餓死のない国にするための助言と協力に全力を注ぐべきであろう。そうあってこそ今まで北朝鮮に盲従、盲動してきた罪を濯ぐ機会になるであろう。

朝鮮総連よ、「在日朝鮮人の権利と生活にため」という本来の姿に変えれ!

2016、9、23 NGO「モドゥモイジャ」

   







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